韓国と日本はお互いに漢字を使うので、
相手の言語を学びやすい部分があります。
ところが両国が漢字を使うので学びやすい点もありますが、
むしろそれが難しいという点もあります。
漢字語はそのまま韓国でも使えると思いがちですが、
ほんの少し意味が違ったり、
同じ漢字語でも全く違う意味で使われている場合がありますので、
間違えてしまう場合があります。
日本では使っても、韓国では使わない漢字語、
少し使い方が違う漢字語などについて紹介したいと思います。
これらをマスターすると
韓国語のレベルが
相当高いところまで
上がると思います。
今回の単語は「追試験・ 追試 →추가시험(追加試驗)」です。
「定期の試験が、
病気その他の事故で受けられなかったり、
不合格であったりした学生・生徒に対して、
あとで行う試験」ことを
日本では「追試験・ 追試 」と言いますが、
韓国では「追加試驗」という漢字を
使っています。
意味: 정기 시험을 치르지 못한 사람에게 나중에 특별히 따로 기회를 주어 치르게 하는 시험.
韓国の漢字では「追加」をつけているのが日本と少し違います。
例文を一つ見てみましょう。
낙제를 해도 추가시험을 보면 학년말에는 모든 학점을 따서 진급할 수 있습니다.
赤点を取っても追試を受ければ学年末にはすべての単位を取って進級できます。
ちなみに、日本の高校生が大学へ進学するための試験、
センター試験は追試できるみたいですね。
韓国にはありえないことですが…
今回は「追試験・ 追試 →추가시험(追加試驗)」について紹介しました。
韓国では「追試験・ 追試 」を「추가시험(追加試驗)」という単語を使います。
間違いないように注意しましょう。
いかがでしたでしょうか。今回はここまで…。
それでは、次回をお楽しみにしていてください。