韓国と日本はお互いに漢字を使うので、
相手の言語を学びやすい部分があります。
ところが両国が漢字を使うので学びやすい点もありますが、
むしろそれが難しいという点もあります。
漢字語はそのまま韓国でも使えると思いがちですが、
ほんの少し意味が違ったり、
同じ漢字語でも全く違う意味で使われている場合がありますので、
間違えてしまう場合があります。
日本では使っても、韓国では使わない漢字語、
少し使い方が違う漢字語などについて紹介したいと思います。
これらをマスターすると
韓国語のレベルが
相当高いところまで
上がると思います。
今回の単語は「恋煩い-상사병(相思病)」です。
ある人を恋い慕う気持ちがつのったあまりに
病気のようになることを
日本では「恋煩い」と言いますが、
韓国では「相思病」という漢字を
使っています。
意味:마음에 둔 사람을 몹시 그리워하여 생기는 병.
韓国の漢字では病という言葉が入っているので、
完全に病気の一種として扱われていますね
例文を一つ見てみましょう。
동생은 상사병으로 앓아 누운 지 열흘이 넘었다.
弟は恋煩いで床に臥せてから10日が過ぎた。
ちなみに、 恋煩いの症状には以下のがあるようです。
1.食欲がなくなる
2.眠れないようになる
3.感情の起伏が激しい
4.どこかうつろな感じ
5.涙もろくなる
今回は「恋煩い-상사병(相思病)」について紹介しました。
韓国では「恋煩い」を「상사병(相思病)」という単語を使います。
間違いないように注意しましょう。
いかがでしたでしょうか。今回はここまで…。
それでは、次回をお楽しみにしてください。