世界文学の名作は、言語をまたいでどう翻訳されているのか、気になりませんか?日本語と韓国語では同じ小説でもタイトルが異なることが多く、その違いに各言語の文化的感性が表れています。名作文学のタイトルを比べると、語彙力と文化理解が同時に深まります。
今回の単語は「失われた時を求めて-잃어버린 시간을 찾아서」です。
発音は「イロボリン シガヌル チャジャソ」のようになります。
正確な発音方法については、「なるほど納得!韓国語の始まり(文字と発音):かたつむりコース(無料音声ファイル提供) Kindle版」をご参考ください。
単語の紹介
「잃어버린 시간을 찾아서(イロボリン シガヌル チャジャソ)」は、フランス語の原題「À la recherche du temps perdu」を直訳した韓国語タイトルです。「잃어버린(失われた)」「시간을(時を)」「찾아서(求めて)」というそれぞれの語が原題の意味を忠実に再現しており、日本語タイトルとほぼ同じ構成になっています。この小説はフランスの作家マルセル・プルーストが1913年から1927年にかけて全7巻として発表した20世紀最大の長編小説のひとつで、「マドレーヌのエピソード」に代表される「非自発的記憶」のテーマで世界中に知られています。
発音
「잃어버린 시간을 찾아서」のカタカナ読みは「イロボリン シガヌル チャジャソ」です。「잃어버린」の「잃(イル)」は、次の母音「어」と連音化して「이러(イロ)」のように発音されるため、全体では「イロボリン」となります。また「찾아서」の「찾(チャッ)」も後ろの「아」と連音化して「차자(チャジャ)」となる点に注意しましょう。
説明
韓国語での紹介文はこちらです。
《잃어버린 시간을 찾아서》는 1906년부터 1922년까지 씌여져 1913년부터 1927년까지 출판된 마르셀 프루스트의 7권의 장편 소설이다. 작품의 길이와 ‘마들렌의 에피소드’로 유명한 ‘비자발적인 기억’으로 잘 알려져 있다.
【日本語訳】「失われた時を求めて」は、1906年から1922年にかけて執筆され、1913年から1927年にかけて出版されたマルセル・プルーストによる全7巻の長編小説です。その圧倒的な長さと、「マドレーヌのエピソード」で有名な「非自発的記憶」という概念で広く知られています。感覚的な刺激が過去の記憶を一瞬によみがえらせるという、この独特のテーマは現代の心理学や文学にも大きな影響を与えています。
例文
예문1:이 소설은 세계에서 가장 긴 소설 중 하나로 알려져 있어요.
(この小説は世界で最も長い小説のひとつとして知られています。)
예문2:마들렌을 홍차에 적셔 먹는 장면은 비자발적인 기억을 상징하는 유명한 에피소드예요.
(マドレーヌを紅茶に浸して食べる場面は、非自発的記憶を象徴する有名なエピソードです。)
예문3:《잃어버린 시간을 찾아서》를 완독하는 데 몇 달이 걸렸어요.
(「失われた時を求めて」を読み切るのに数か月かかりました。)
どんな場面で使う?
📚 読書・文学の話題で:「世界文学に挑戦したい!」という会話で、この作品のタイトルを韓国語で言えると一気に話が弾みます。韓国人の文学好きな友人との共通の話題になりますよ。
🎓 語学学習で:連音化や濃音化など、韓国語の発音ルールを練習するのにちょうどよいフレーズです。タイトルをそのまま音読練習に使えます。
🌏 日韓比較文化で:日本語と韓国語のタイトルがほぼ同じであることを話題にするだけで、「翻訳と文化」についての深い会話に発展します。両言語の学習者どうしで盛り上がれるトピックです。
✏️ 確認クイズ
「失われた時を求めて」を韓国語で言うと?
▶ 答えを見る
✅ 잃어버린 시간을 찾아서(イロボリン シガヌル チャジャソ)
フランス語の原題「À la recherche du temps perdu」を忠実に訳したタイトルで、日本語版とほぼ同じ表現が使われています。
関連単語
- 소설(ソソル) – 小説(フィクション作品全般を指す)
- 장편 소설(チャンピョン ソソル) – 長編小説(ページ数の多い大作)
- 작가(チャッカ) – 作家(小説・詩などを書く人)
- 기억(キオク) – 記憶(過去の体験を思い出すこと)
- 번역(ポニョク) – 翻訳(他の言語に訳すこと)
- 명작(ミョンジャク) – 名作(特に優れた芸術・文学作品)
韓国の文化・背景
韓国でも「잃어버린 시간을 찾아서」は文学好きの間で非常に有名で、書店の「세계 문학(世界文学)」コーナーには必ずと言っていいほど置かれています。韓国では読書文化が根付いており、長編の世界文学に挑戦することをひとつの「教養の証明」として重んじる風潮があります。また、韓国の文学評論や大学の講義でも頻繁に取り上げられる作品で、「비자발적인 기억(非自発的記憶)」というキーワードは哲学・心理学の文脈でも使われます。プルーストの影響を受けた韓国人作家も多く、韓国現代文学との比較で語られることも少なくありません。
学習ポイント
「잃어버린 시간을 찾아서」は、日本語タイトルとほぼ一対一で対応しているため、単語ごとの意味を確認しながら覚えやすい表現です。「잃어버리다(失う)」「찾다(探す・求める)」はどちらも日常でよく使う動詞なので、この機会にセットで覚えておきましょう。「시간(時間)」も非常に基本的な名詞で、日常会話にもよく登場します。タイトルをまるごと覚えることで、複数の重要単語を一度に習得できるのがこの学習法の最大のメリットです。
コメント
私Mr.ジェホが韓国語講師として韓国語を教えながら感じるのは、文学作品のタイトルを通じて単語を覚えると、記憶に残りやすいということです。「잃어버린 시간을 찾아서」も、日本語と韓国語でほぼ同じ構造なので、はじめて韓国語を学ぶ方にも取り組みやすい題材だと思います。韓国に住んでいたころ、書店でこの本を見かけるたびに「日本語と同じタイトルだ!」と嬉しくなったものです。皆さんの韓国語学習に少しでも役立ちたいと思い、毎日更新を続けています。
まとめ
今回は「失われた時を求めて-잃어버린 시간을 찾아서(マルセル・プルースト/마르셀 프루스트)」について紹介しました。日本語と韓国語でほぼ同じタイトルが使われているこの名作を入り口に、ぜひ韓国語の語彙を広げてみてください。次回の「面白い!!日本語と韓国語の名作小説名」もお楽しみに!気になる単語や取り上げてほしい作品があれば、ぜひコメントで教えてください!
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