著者は、2003年からオフラインで、2007年からはオンラインで韓国語を教えています。
みなさんは韓国に興味はあるでしょうか?
この内容を手に取ってくれた方は、
・韓国語をマスターしたい
・ハングルを読めるようになりたい
・韓流スターに会ってみたい(笑)
などなど、さまざまな思いを秘めていると思います。
そんな皆さんに、まずはカタカナで韓国語をマスターしてもらい、さらにはハングルも覚えてもらう。
そんなボリューム満点の内容を伝えていきたいと思います。
読める・分かるフレーズが増えれば増えるほど文章を読むスピードや理解度も高くなって楽しくなると思います。
是非、覚えてください。
여러분 안녕하세요!
ヨロブン アンニョンハセヨ!
韓国語の学習はいかがでしょうか?
気軽にハングル学習!今日は電話での会話、
電話をかけて、「鈴木さんに代わってください。」と聞いてみましょう。
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面白い!! 1フレーズでスタート韓国語
<第17回> 「鈴木さんに代わってください。」
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今日は、お便りの紹介からです。
前回のメールマガ発行後、いろんな質問がきました。
その中で、紹介したいものがありましたので
その質問に答えます。
<質問の内容>
「電話に答える時、ヨボセヨといいますが、
いきなり「ヌグセヨ?」ということもありますか?
韓国のTV番組でどちらを言っているのかなと思うときがあるのですが。
宜しくお願いします」
ドラマなどでも頻繁にある、電話がかかってくるシーンですが、
よく聞いていると、そう、返事が違うんです。
電話応対時、
日本でも「もしもし」と言う場合と
「どちら様ですか?」と言う場合があると思います。
それと同様に、韓国でも「ヨボセヨ」と言う場合と
「ヌグセヨ」と言う場合があります。
TVでは、どちらも使われる可能性があります。
そう、「ヌグセヨ?」は「どなたですか?」という意味です。
この電話での状況は、日本と韓国と良く似ています。
上記の2つの対し方、どちらが礼儀正しいかぜひ考えてみてください。
日本でも、いきなり「どちら様ですか?」ということはあまりないですよね?
韓国語も、同じように「ヌグセヨ?」という言葉は以前は使われていませんでした。
韓国語を教える立場としては、より丁寧な表現を選んで教えざるを得ません。
みなさんに、良きものを伝えたいからです。
「言葉は生きている」と言われるように、言葉は時代により様々に変化しています。
韓国では礼儀が重んじられています。それが、会話にもあらわれます。
しかし、残念なことに時代と共に、
段々と礼儀を疎かにする傾向が強まって来ました。
今回ご質問頂いた電話対応についても、そんな一例なのかもしれません。
気になったことがあったら、ぜひ質問をください。
メルマガの中で紹介いたします。
さて、今回は電話をかけて「鈴木さんに代わってください。」と言う
表現を学びましょう。
스즈키씨 좀 바꿔 주세요.「スズキシ チョm パックォジュセヨ。」
스즈키씨「スズキシ」は今まで何回も出たので説明は省略しても良いかと思いましたが、
始めの方のために스즈키「スズキ」は日本人の名前で、~씨「~シ」は「~さん」と意味です。
좀 바꿔 주세요.「チョm パックォジュセヨ。」は「代わってください。」という意味です。
바꿔 주세요.「パックォチュセヨ。」は바꾸다「パクダ(韓国語で「代える」)」という動詞に
使役+「~てください」という意味の~어 주세요「~オチュセヨ。」がくっついて
바꿔 주세요「パックォチュセヨ。」になります。
좀「チョm」は「ちょっと」と言う意味で、
人に何か頼むとき、頼む動作の叙述語の前に入れます。
入れなくても何も問題ないですが、入れた方が丁寧な感じがします。
直訳すると「ちょっと 代わってください。」という意味です。
頼むときの気持ちを入れて、「パックォジュセヨ。」の発音に注意して
今日のフレーズを言ってみましょう。
스즈키씨 좀 바꿔 주세요.「スズキシ チョm パックォジュセヨ。」
스즈키씨 좀 바꿔 주세요.「スズキシ チョm パックォジュセヨ。」
스즈키씨 좀 바꿔 주세요.「スズキシ チョm パックォジュセヨ。」
これで、電話はバッチリです。
カタカナでは同じように表記するしかないので
発音に注意してください。
さて、次回は「鈴木さんに代わってください。」に対して、
「少々お待ちください。」と言ってみましょう。