韓国と日本はお互いに漢字を使うので、
相手の言語を学びやすい部分があります。
ところが両国が漢字を使うので学びやすい点もありますが、
むしろそれが難しいという点もあります。
漢字語はそのまま韓国でも使えると思いがちですが、
ほんの少し意味が違ったり、
同じ漢字語でも全く違う意味で使われている場合がありますので、
間違えてしまう場合があります。
日本では使っても、韓国では使わない漢字語、
少し使い方が違う漢字語などについて紹介したいと思います。
これらをマスターすると
韓国語のレベルが
相当高いところまで
上がると思います。
今回の単語は「西暦-서기(西紀)」です。
キリストの誕生の年(実は生後四年め頃)を
元年として数える、年代の数え方を
日本では「西暦」と言いますが、
韓国では「西紀」という漢字を
使っています。
意味:예수가 탄생한 해를 원년으로 삼는 서력의 기원
(イエスが誕生した年を元年とする西暦の起源)
日本では「暦」を使いますが、
韓国では「紀」を使います。
例文を一つ見てみましょう。
서기 6세기경에 아라비아 인이 커피나무의 열매를 처음으로 음료화해서 커피를 세상에 알리기 시작했다.
西暦6世紀頃にアラビア人がコーヒーの木の果実を初めて飲料化して、コーヒーを世の中に広めた。
コービーを飲料化したのが
アラビア人だったというのを
初めて知りました。
それと、それが6世紀頃だったというのは
驚きです。
今回は「西暦-서기(西紀)」について紹介しました。
韓国では「西暦」を「서기(西紀)」という単語を使います。
間違いないように注意しましょう。
いかがでしたでしょうか。今回はここまで……。
それでは、次回を楽しみにしていてください。